好評連載中の "Carnet des Parisiennes パリジェンヌ・ノート" を今月もお届け。
PARISより毎月日本に届く、TARA JARMONからの"最新パリ通信"です。
パリ在住のイラストレーターMarine(マリン)さんの視点を切り口にした"今"のパリや、パリジェンヌのライフスタイルを、TARA JARMONの服を着たイラストとともに発信しています。
12月のパリジェンヌは、パリの左岸にあるデパート、ル・ボン・マルシェでのお買い物帰りの女の子。
ル・ボン・マルシェは世界最初の百貨店と言われている、古くからパリジャン・パリジェンヌに愛されているデパートです。
老舗ながらも、モダンで大人っぽいディスプレイが多く、クリスマスシーズンのウインドーもいつも話題です。
今年のクリスマスのウインドーは、粒のような小さな赤い電球が無数に散らばった、シンプル、でも華やかでロマンティックなディスプレイです。
12月に入るとクリスマスツリーを飾ることは、フランス人には子供だけでなく、大人にとっても、わくわくする楽しみのようです。
この時期になると、各百貨店にクリスマスデコレーションやオーナメントの大きな売り場が設けられます。
ル・ボン・マルシェの売り場には、美しくデコレーションされた大きなツリーが何本も飾られます。
この季節ならではの売り場にはたくさんのオーナメントが並びます。
色や柄、形も様々で、毎年テーマを決めて買い換える人や、毎年少しづつ買い足して、コレクションのようにしている人など、選び方は多種多様のようです。
キラキラ輝くオーナメントは眺めているだけで楽しい気持ちにしてくれます。
こちらは右岸にある百貨店、ギャラリー・ラファイエットの巨大なクリスマスツリー。
ステンドガラスの丸天井と、カラフルでそれは大きなツリーが、毎年お店の目玉になっています。
今年はお菓子をモチーフにしており、カラフルでとても可愛らしいですね。
レースの白い衿がアクセントの黒のブラウスは、12月に気分にぴったりなノーブルな印象。
そこに、とびっきりキュートなドット柄のバルーンスカートを合わせました。
モノトーンでまとめることで甘くなりすぎない大人のキュートなスタイルが完成します。
リップとミニバッグに赤を取り入れることで、クリスマス気分を盛り上げて!
December Recommended
12月のおすすめ
タラジャーモンではすっかり定番のがまぐちタイプのクラッチバッグです。
今回の新作はブルーやグリーンのグリッターが煌めく華やかな一品。
チェーンを出してショルダーバッグにしても、チェーンをしまってクラッチバッグしても使える2WAYのデザインが秀逸。
その日のスタイリングに合わせて持ち方もチョイスできます!
Marine Shimoyama (しもやま まりん)
東京生まれ、パリ在住。
アパレルブランドのPRを経て、2006年に渡仏。
パリでグラフィックアートを学んだのち、2011年よりイラストレーターとして活動中。
フランスと日本を中心に、企業とのコラボレーションや出版物などのイラストを手がけるかたわら、パリの日常で見かけるパリジェンヌをイラストで紹介するブログ「パリウォッチ」をMadame Figaro Japon のウェブサイトで連載中。
ホームページ:marine-illustration.com
Instagram: @marineillustration
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